更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

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ホルモン充填療法(HRT)の効果:更年期障害の治療

更年期のさまざまな症状は、卵巣の機能低下にともなってエストロゲンが急激に減少したり、分泌が不安定な状態になったときに起こります。このように更年期症状の原因が女性ホルモンのエストロゲンの減少によるものであるため、減少したエストロゲンを補うことで症状の軽減をはかる治療法がホルモン充填療法(HRT)です。
ホルモン充填療法(HRT)により女性ホルモンを充填することで期待できる効果には以下のようなものがあるといわれています。
・のぼせ、ほてり、発汗、動悸、冷え、寝汗、等の症状の改善。
・不眠、疲れやすい、イライラ、気分の落ち込みなどの精神症状の緩和。
・皮膚萎縮の予防効果、肌の弾力性の回復。
・過活動膀胱、尿漏れ、萎縮性膣炎、性交痛の緩和。
・関節痛、筋肉のトラブルの改善。
・骨粗鬆症の予防治療。
・脂質代謝の改善、動脈硬化の予防。
・アルツハイマー病発症リスクの低下。
・中高年の女性の生活の質の向上。

更年期のつらい症状の軽減

ホルモン充填療法(HRT)は、更年期障害や更年期の症状の原因であるエストロゲンを補うため、エストロゲンの減少や不足による、ほてりやのぼせ、多汗など更年期特有の自律神経失調症状によるつらい症状の軽減、改善することができます。

情緒の不安定を改善

更年期の女性は、子どもの自立、夫の退職、孫の誕生、両親の介護など生活のストレス、老後の不安などのストレス、仕事をもっている女性では責任ある立場となり大きなストレスを抱える時期でもあります。
このようなさまざまなストレスに加え、エストロゲンの減少による自律神経のバランスが崩れ様々な身体的症状や精神的症状が起こってきます。
これらが影響しあい精神的に不眠、イライラ、不安、抑うつなどが起こってきます。
エストロゲンには、気分を明るくする作用がありますからホルモン充填療法(HRT)を受けた方の半数以上が気分が明るくなったという報告もあります。
これはホルモンを補うことでさまざまな不快症状から解放さらたことでも大きく影響しているといえます。

肌のアンチエイジング効果

更年期ではエストロゲンの減少により、皮膚のコラーゲンや角質層の水分量が失われしまい、シワやシミが目立ってきます。ホルモン充填療法(HRT)によりエストロゲンを充填することでコラーゲンが増え、皮膚の保水量が増え、肌の張りが回復することが期待できます。
顔だけでなく、全身の皮膚の乾燥が改善し、皮膚の痒みを改善することが期待できます。

骨密度の低下を抑える効果

更年期ではエストロゲンの減少により骨密度が低下します。
エストロゲンは、骨の破壊する破骨細胞の働きを抑制し、カルシウムの吸収を助け、骨の中に蓄える作用があります。
平均的日本人女性は閉経以前の45歳から骨量の減少が認められるようになるという報告があります。
ホルモン充填療法よって、カルシウムの流出を抑え、骨粗鬆症を予防することができます。

生活習慣病の予防効果

女性の生活習慣病は、エストロゲンが大きく関係しています。
エストロゲンには、悪玉(LDL)コレステロールの増加を抑え、善玉(HDL)コレステロールを増やして動脈硬化を防ぐ作用、インスリン感受性を高め血糖を下げる作用、内臓脂肪を代謝させて分解促進する作用、尿酸の産生抑制作用などがあり、更年期に入りエストロゲンが減少することで動脈硬化や脂質異常、高血圧などの生活習慣病のリスクが上昇し、ホルモン補充療法によりエストロゲンを補うことで更年期に多い生活習慣病を予防することができます。

膣壁の乾燥の改善や膣粘膜の萎縮の予防効果

更年期に入り、エストロゲンの減少してくると加齢とともに膣壁が萎縮し、膣壁の潤いがなくなり、弾力性もなくなり萎縮性膣炎を起こしおりものが増えたり、不快感を感じたりします。
このように加齢に伴う膣壁の変化はエストロゲンの分泌不足が原因であるめ、ホルモン充填療法(HRT)によりエストロゲンを充填することで膣壁の乾燥の改善や膣粘膜の萎縮の予防することができます。

アルツハイマー病発症リスクの低下

アルツハイマー病とエストロゲンの関係に関してさまざまな研究がなされていますがまだ明確な結果は出ていません。
今のところ、閉経後できるだけ早い時期から投与を行うと発症を減らすことができるが、65歳以降に始めた場合はは発症が増加するといわれています。

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