更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

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ホルモン充填療法(HRT)の投与の種類:更年期障害の治療

ホルモン充填療法(HRT)の卵胞ホルモン(エストロゲン)製剤には、経口剤と経皮剤(貼付剤と外用ゲル剤)があります。

ホルモン充填療法(HRT)経口剤

卵胞ホルモン(エストロゲン)製剤の経口剤には、には、エストロゲン単剤・プロゲステロン単剤・エストロゲンとプロゲステロンの配合剤があります。
卵胞ホルモン(エストロゲン)経口剤は、服用 してから腸管から吸収され、肝臓に取り込まれ代謝されます。

ホルモン充填療法(HRT)経口剤 のメリット

卵胞ホルモン(エストロゲン)経口剤はLDLコレステロール低下、HDLコレステロールの上昇、リポ蛋白(a)の低下、レムナント低下など脂質代謝改善作用があります。
また、骨密度増加作用などが知られています。
卵胞ホルモン(エストロゲン)経口剤は使用患者数が多く臨床データが多いく、薬価が安価であることなどのメリットがあります。

ホルモン充填療法(HRT)経口剤 のデメリット

卵胞ホルモン(エストロゲン)経口剤は肝臓で代謝されるため中性脂肪(TG)の上昇作用、血管炎症に促進作用、血液凝固因子上昇などがあります。
また、WHIで心血管疾患、乳がん、脳卒中、肺塞栓患者への影響が指摘されています。
経口剤は、用量調節には粉砕の必要があったり、血中濃度が一定しないなどのデメリットがあります。

ホルモン充填療法(HRT)経皮剤

ホルモン充填療法(HRT)製剤の経皮剤には、貼付剤(パッチ)や塗布剤(外用ゲル剤)などがあります。

ホルモン充填療法(HRT)の貼付剤(パッチ)

ホルモン充填療法(HRT)の貼付剤(パッチ)には、エストロゲンとプロゲステロンの配合剤とも含むものとエストラジオール単独のものがあります。
それぞれ特徴があり個々にあったものを選択することができます。
貼付剤(パッチ)の使用にあたっては、下腹部や臀部に貼付し、傷がある場所や皮膚炎などがみられる場所は避けましょう。皮膚刺激をさけるために毎回貼る場所をかえましょう。
貼付部位は清潔に保ち、水分を十部にふき取り貼付しましょう。

ホルモン充填療法(HRT)の塗布剤(外用ゲル剤)

ホルモン充填療法(HRT)の塗布剤(外用ゲル剤)には、大腿部あるいは下腹部に塗布するものと、両腕の手首から肩までに塗布するものがあります。貼付剤同様、、傷がある場所や皮膚炎などがみられる場所は避けましょう。

ホルモン充填療法(HRT)の経皮剤のメリット

ホルモン充填療法(HRT)の貼付剤(パッチ)は、肝臓での初回通過効果を受けないため、経口剤よりも投与量が少なくて済むため、活性が高いものが使用できます。
脂質代謝、血液凝固作用などへの悪影響が少ない、肝臓の代謝酵素に影響を与える薬剤と併用できます。また、WHIで指摘されている心血管疾患患者への影響が少ない可能性があるとされています。
エストロゲン用量の調節が容易であるというメリットがあります。

ホルモン充填療法(HRT)の経皮剤のデメリット

ホルモン充填療法(HRT)の貼付剤(パッチ)は、貼付する部位の皮膚刺激症状がある場合があります。とくに夏や発汗が多いと剥がれてしまうことがあります。
薬価が高いというデメリットがあります。
経口剤と併用は煩雑です。

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