更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

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低用量ピル:更年期障害の治療

閉経までの治療法として低用量ピルが用いられます。
ピルといえば避妊薬のイメージがありますが、月経不順や月経困難症、月経前緊張症などの治療に用いられます。
最近は、閉経までの更年期の治療として、閉経までは低用量ピルを使って女性ホルモンを補い、閉経後はホルモン充填療法(HRT)に切り替える形で活用されるようになっています。
40代前半からは女性ホルモン分泌の増減が激しくなったり、エストロゲンの分泌量が減少し、その結果としてさまざまな心身の不調を招くことになります。このような時に、低用量ピルで不足している女性ホルモンを補い、ホルモンバランスを整えると症状が楽になります。
閉経からホルモン充填療法(HRT)に移行していけば、更年期の症状は出ても軽度ですむことが期待できます。
また、低用量ピルを飲んでいれば、望まない妊娠の心配もなく、きちんと月経が来るようになり、卵巣がんや閉経期以降に増える骨粗鬆症の予防も期待できます。

ピルとは

ピルピルは1960年にアメリカで発売され、現在、世界180カ国、約9000万人の女性が利用している避妊薬です。ピル(経口避妊薬)は、女性の卵巣でつくられるホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの2つの女性ホルモンを配合した飲み薬で、排卵を起こさないようにはたらく避妊薬です。
また、ピルのプロゲステロンの影響で子宮内膜が厚くならず、月経血の量が減ってくるので月経痛を軽くすることができます。ピルは女性ホルモンの含まれる量によって高用量、中用量、低用量に分けられますが、現在の主流はほとんどが副作用のない低用量ピルで安全性も高く評価されています。ピルは、市販薬ではなく、処方薬で婦人科または内科を受診し、必要な検診を受けたうえで処方してもらう薬です。

低用量ピルとは

低用量ピルは、1錠中に含まれる女性ホルモンの量が変わらない1相性ピルと数日ごとに女性ホルモンの配合がかわる段階型ピルがあります。さらに、段階型ピルには、ホルモン量を2段階に調節した2相性ピルと3段階に調節した3相性ピルがあります。更年期障害の治療においては、どの種類のピルがよいということではなく、相性もありますので医師と相談しながら選択しましょう。

低用量ピルの飲み方

低用量ピルは、21日飲んで、7日間休むという28日間が1つのサイクルになっています。ひとつのシートに21錠のピルがあり、1シートを飲み終わったら7日間休むものと、飲み忘れを防ぐために、プラセボ(ホルモン剤の入っていない偽薬)が7日間入ってた28錠入りのピルがあります。
どちらのタイプも1日1錠をほぼ同じ時間に飲むようにします。なお、飲み始めを月経開始から行うDay1スタートと月経が開始して最初の日曜日から開始するSundayスタートなどがあります。どちらにするかは医師と相談し、都合の良いほうを選びましょう。

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