更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

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更年期の便秘:更年期障害の症状

便秘とは

便秘とは、普段に比べて排便回数が減少し、便の量が少なく、硬さの増した便のことをいいます。
便秘は排便回数では判断できません。
例えば、3~4日に一度の排便習慣でも不快な症状と伴わない場合は便秘とはいいません。
逆に1日に一度の排便であっても、便が硬く、お腹が張った状態が続いたり、残便感があるようであれば便秘ということになります。

便秘の種類

便秘は、便秘は消化管の器質的異常の有無によって、器質性便秘と機能性便秘に大きくわけることができ、基礎疾患を伴わない機能性便秘を習慣性便秘、それ以外を症候性便秘といいます。
普段多くくみられる便秘は習慣性便秘で、習慣性便秘には、大腸の緊張・蠕動運動の低下などにより便の通過時間が延長しておこる弛緩性便秘と、大腸の痙攣、蠕動の亢進により便の輸送障害がおこる緊張性便秘などがあります。
緊張性便秘は高齢者、中年以降の女性に多く、緊張性便秘は比較的若い人に多くみられます。

器質性便秘

便器質性秘は消化管(小腸・大腸)の器質的障害が原因でおこる便秘です。大きく大別すると先天性のものと後天性のものに分けられます。

先天性

巨大結腸症(Hirschsprung病)、S状結腸過長症など。

後天性

特発性巨大結腸症、結腸癌、直腸癌、肛門腸管癒着・浸潤、大腸憩室、
腸管外性圧迫など。

機能性便秘

消化管(小腸・大腸)の器質的障害が原因でおこる便秘です。

症候性便秘

さまざまな身性疾患や代謝性疾患などに伴って生じている便秘で、原因疾患となるものには以下のようなものがあります。
・内分泌疾患 :甲状腺機能低下症、褐色細胞腫、下垂体機能低下症、副甲状腺機能亢進症など。
・代謝性疾患:糖尿病、アミロイドーシス、尿毒症など。
・中毒性疾患:鉛中毒、ヒ素中毒など。
・神経疾患:パーキンソン病、脳血管障害、脳腫瘍、多発性硬化症など。
・膠原病
・強皮症
・薬剤:薬剤の中には、消化管の運動を抑制し、便秘をまねく副作用があるものがあります。
抗コリン剤、制酸剤(アルミニウム、カルシウム化合物)、モルヒネ剤、フェノチアジン系薬剤、三環系抗うつ剤、抗パーキンソン剤、降圧剤、利用剤、筋弛緩剤など。
・肛門疾患:痔疾患、肛門周囲膿瘍など。

習慣性便秘(常習性便秘)

大きく分類すると、習慣性便秘は、弛緩性便秘、痙攣性便秘、および直腸性便秘に分類されます。

弛緩性便秘

大腸の蠕動や緊張が低下することで、大腸内に便が長くとどまり、大腸で水分が高度に吸収されて便が硬くなります。
習慣性便秘で最も頻度が高く、日本人の便秘の中で最も多くみられます。
高齢者ややせ型の女性、寝たきりなどに多く、運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが原因といわれています。

痙攣性便秘

弛緩性便秘とは逆に、大腸の蠕動や緊張が持続的に強くおこるために、大腸内容の推進がブロックされるために起こります。排便に際し腹痛を伴い、最初に硬い便(兎糞状)が出て、後半は軟便ないし泥状のことが多いです。
また排便後もすっきりせず、残便感や少量の軟便ないし泥状便が続くことも少なくありません。過敏性腸症候群の症状としてみられることが多いようです 。
原因は主に精神的ストレスで、これが自律神経に影響を及ぼして、腸が痙攣を起こし、ところどころがくびれて狭くなり、その結果、便の通過障害が起こり便秘になります。
また、弛緩性便秘とは異なり持続的に便秘が続くことは少なく、しばしば便秘と下痢が交互に発症します。

直腸型便秘

直腸内に入ってきた便をうまく排出できない状態。正常では便が直腸に下りてくると直腸壁の伸展刺激により排便反射が起こりますが、この反射が起こらなくなった状態であり、便意を我慢する習慣を続けた結果なることが多いといわれています。
高齢者や寝たきりの人のほか、痔や恥ずかしさなどにより排便を我慢する習慣がある人に多い。

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