更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

スポンサードリンク

更年期の腰痛とは:更年期障害の症状

腰痛とは、はっきりとした定義はありませんが、腰部に存在する疼痛とされます。
腰痛の一般的な範囲としては、触知することができる肋骨の最下部と殿溝(お尻と下肢との境目の部分)の間の領域に位置する痛みと定義されます。
腰痛は、痛みの継続期間により、急性腰痛と慢性腰痛に分類されます。急性腰痛とは発症からの期間が4週間以上3ヵ月未満)、慢性腰痛とは発症からの期間が3ヵ月以上と定義されます。
さらに、腰痛は原因の明らかな腰痛と原因が明らかではない非特異的腰痛に分類されます。

腰痛の発症頻度

平成25年度の国民生活基礎調査の概況によると日本人女性の有訴者率の中で肩こりに次いで第2位を占めており、人口1000人あたり118.2が腰痛を訴えています。
また、女性の年齢階級別にみた傷病別通院者率(人口千対)の順位をみてみると、1位が高血圧症、2位が腰痛症となっています。
腰痛自体の生涯罹患率は60~80%という報告がり、その多くが原因がはっきりしない非特異的腰痛で80~90%を占めています。

腰痛の原因

腰痛で原因がはっきりとしているものの腰痛の原因は、脊椎由来、神経由来、内臓由来、血管由来、心因性の5つに大別されます。
・脊椎由来:腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、分離性脊椎すべり症、変性脊椎すべり症、骨粗鬆症や骨軟化症の代謝性疾患、脊椎腫瘍(原発性または転移性腫瘍など)、化膿性脊椎炎や脊椎カリエスなどの脊椎感染症、脊椎外傷、筋筋膜性腰痛、腰椎椎間板症、脊柱靭帯骨化症、脊柱変形など。
・神経由来:脊髄損傷、馬尾腫瘍など。
・内臓由来:腎結石や尿路結石、腎盂腎炎などの腎尿路系疾患、子宮内膜症などの婦人科系疾患など。
・血管由来:腹部大動脈瘤、解離性動脈瘤など。
・心因性:うつ病、ヒステリーなど。

更年期の腰痛

更年期になると腰痛を感じるようになり、その原因としては姿勢が悪いことや肥満傾向にあるなど腰に負担をかけていることが少なくありません。
女性は更年期には、エストロゲンの減少がカルシウムの減少に繋がって、それが骨粗粗鬆症を発症する可能性があ り、これが脊椎にも影響して腰痛に繋がることが考えられます。
また、廊下により腹筋や背筋が衰えることが腰への負担が大きくなり腰痛が起こることもあります。
女性の腰痛の原因としてストレスと訴える割合も多く、更年期におけるさまざまなストレスが腰痛の誘因となっている場合もあります。
人には痛みをコントロールするドーパミンシステムというものがあるのですが、日常的にストレスを受け続けていると脳内物質のバランスが崩れ、このシステムが働かなくなり痛みを抑えられなくなるということがわかっています。
更年期の女性が腰痛を訴える場合、整形外科的な疾患ばかりでなく、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの婦人科疾患や腎盂腎炎、腎周囲炎などの腎泌尿器系の疾患、胃潰瘍やすい臓がん、大腸がんなどの内科的疾患でも腰痛がみられるため腰痛ぐらいと安易に考えず早めに受診しましょう。

スポンサードリンク
スポンサードリンク