更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

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更年期の頭痛とは:更年期障害の症状

頭痛は女性が最も多く訴える症状の1つであり、更年期症状においても頭痛に関する項目について記載されています。

頭痛の分類

国際頭痛分類第3版では一器質的疾患の伴わない慢性反復性に生じる一時性頭痛、頭蓋内外の疾患による二次性頭痛、そして頭部神経津・顔面痛・その他に分類されます
更にそれぞれを4グループ、8グループ、2グループの合計14グループに分類されます。

一時性頭痛

1. 片頭痛
2. 緊張型頭痛
3. 群発頭痛およびその他の三叉神経・自律神経性頭痛
4. その他の一次性頭痛

二次性頭痛

5. 頭頸部外傷による頭痛
6. 頭頸部血管障害による頭痛---代表はクモ膜下出血
7. 非血管性頭蓋内疾患による頭痛---代表は脳腫瘍
8. 物質またはその離脱による頭痛---代表は鎮痛剤の乱用
9. 感染による頭痛---代表は髄膜炎
10. ホメオスターシスの障害による頭痛---代表は潜水病
11. 頭蓋骨、頸、眼、耳、鼻、副鼻腔、歯、口あるいはその他の顔面・頭蓋の構成組織の障害に起因する頭痛あるいは顔面痛---代表は蓄膿、緑内障
12. 精神疾患による頭痛---代表はうつ病

頭部神経痛、中枢性・一次性顔面痛およびその他の頭痛

13. 頭部神経痛および中枢性顔面痛---代表は三叉神経痛
14. その他の頭痛、頭部神経痛、中枢性あるいは原発性顔面痛---分類・詳細が不明

頭痛の男女差

日本人の3~4人に一人が慢性的な頭痛をもっているといわれています。
頭痛の性差をみてみると、一次性頭痛のうち、偏頭痛と緊張型頭痛は女性に多く、群発性頭痛は男性に多いことが知られています。
群発型頭痛の生涯有病率は男性は69%に対し女性は88%、片頭痛の生涯有病率は男性18%に対して女性43%と性差は片頭痛においてより大きいといえます。

女性と頭痛

緊張型頭痛に対するエストロゲンの影響に関しては不明な点が多い。
月経と片頭痛の間には密接な関係があります。女性ホルモンの一つであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が片頭痛に影響を及ぼすことが知られています。
片頭痛は脳の血管が拡張し、血管の周囲に炎症が起こることで頭に痛みを感じます。その血管の拡張に関係しているものの1つに、「セロトニン」という脳内物 質があります。セロトニンは女性ホルモンのエストロゲンに影響されやすく、エストロゲンの分泌量が急減するとセロトニンも急減して血管を拡張し、片頭痛が 起こると考えられています。とくに、エストロゲンが急減する排卵期や月経初日前後は片頭痛が起こりやすい時期。個人差はありますがその時期以外にも、月経 周期に関係して発症しやすい特徴があります。
妊娠中はエストロゲンが持続分泌されるため血中濃度が変動しないので、片頭痛発作が起こりにくく、出産後はエストロゲン濃度の変動がおこり再び片頭痛が起こるようになります。
更年期を迎え、閉経するとエストロゲンの分泌はなくなりますので、片頭痛が軽くなる傾向にあります。

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