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ホルモン検査・抗ミュラー管ホルモン(AMH) :更年期障害の診断

抗ミュラー管ホルモン(Anti-Mullerian Hormone:AMH)は、前胞状卵胞から胞状卵胞に存在する顆粒膜細胞から産生される因子であり、月経周期による影響を受けないことから不妊領域では卵巣予備能の指標として用いられています。閉経の予備因子として研究もすすめられ、閉経の5年前には測定感度以下に減少することが証明されています。

抗ミュラー管ホルモン(AMH)とは

ミュラー管とは、胎児期の早期に存在する器官で、男女ともに存在する器官で、女性の場合は、卵管、子宮、膣の一部などの内生殖器に分化して行きますが、 男性の場合は、ミュラー管抑制因子が分泌されて、ミュラー管は退化して行き、最終的には痕跡のみ残します。
女性の卵は原始卵胞は、一次卵胞、二次卵胞、そして、前胞状卵胞、胞状卵胞、成熟卵胞と成長します。卵巣の中にはさまざまな成長ステージの卵胞があり、抗ミュラー管ホルモン(AMH) は卵巣内にある前胞状卵胞の顆粒膜細胞から分泌されるホルモンです。

抗ミュラー管ホルモン(AMH)検査の意義

抗ミュラー管ホルモン(AMH)は、卵巣内にある前胞状卵胞の顆粒膜細胞から分泌されるホルモンです。すなわち卵巣内に存在する将来排卵に至る可能性のある原始卵胞から産生・分泌されるホルモンであるため、抗ミュラー管ホルモン(AMH)の値が卵巣内に存在する卵胞の数を反映し、女性の卵巣予備機能を知る指標になると考えられています。
卵巣内にある前胞状卵胞数が多ければAMHの値は高く、少なければAMHの値は低くなり、成人女性においては加齢に伴い下降傾向を示し、閉経に至る数年以内に測定感度以下に低下することから、閉経時期を推定する良好な指標となります。

抗ミュラー管ホルモン(AMH)の基準値(mlU/mL)測定方法:CLIA

50pM(7.00ng/ml)25~30歳
40pM(5.60ng/ml)30~35歳
20pM(2.80ng/ml)35~40歳
10pM(1.40ng/ml)40~45歳
5pM(0.70ng/ml)45~50歳

抗ミュラー管ホルモン(AMH)の異常を示す場合

高値

多嚢胞性卵巣症候群など 。

低値

早発閉経など。

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