更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

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ホルモン検査・エストラジオール:更年期障害の診断

エストラジオール(E2) は、卵巣機能の低下により、45歳を過ぎた頃から血中E2濃度は徐々に低下します。ただし、その低下は直線的でなく、測定日によって変化がみられます。一般的に、閉経になるとE2が10~20pg/ml以下を示すと考えれています。
更年期障害はエストロゲンの分泌量が減少してしまうことにより、実際の血液検査では血中のエストロゲンの一種であるエストラジオール(E2)濃度を測定します。

エストラジオール(E2)とは

エストロゲン(卵胞ホルモン)は、女性ホルモンの一種でストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)が存在します。
エストラジオール(E2)は、卵巣、副腎、および妊娠中の胎盤でエストラジオールが分泌され、子宮、卵管、膣、および乳房などの成長に役立っています。
エストラジオール(E2)はエストロゲンの中で最も活性が強く、卵巣の顆粒膜細胞で産生され閉経前の主要エストロゲンで、ホルモン検査で通常測定される血中エストロゲンの主成分です。

エストラジオール(E2)検査の意義

エストラジオール検査は、血中のエストラジオールの量を測定する血液検査でE2検査ともいいます。
エストラジオール(E2)は、エストロゲンを代表する成分で女性ホルモン検査では、血中のエストラジオール値を測るのが一般的です。
エストラジオール(E2)値を測定することによって、卵巣機能の状態や更年期・閉経の可能性などを判断することができます。

エストラジオール(E2)の検査の目的とは

エストラジオール(E2)の検査は、基本的に卵巣により産生されます。
・無月経・無排卵症例を含む各症例における卵巣機能を直接反映する指標となります。
・卵巣の反応性評価のためにE2を測定します。
・不妊治療、排卵誘発剤を投与するときは、超音波断層法とともに、E2の迅速な測定法を用いることにより卵胞発育を評価しhCG投与時期を判断する指標となります。
・閉経から更年期以後においては、特にRIAによる高感度測定法を用いると残存する卵巣機能を推定するためにFSHとともに有用です。
・ホルモン補充療法としてE2貼付剤を使用中には、その吸収と効果を直接評価することが可能です。

エストラジオール(E2)の成人の基準値(ECLIA、単位:pg/ml)

・男性:15~35
・女性:卵胞期前期25~85 卵胞期後期25~350 排卵期50~550 黄体期45~300
・閉経後:21以下

エストラジオール(E2)更年期障害の診基準

すでに閉経している場合には、血液中のエストラジオールが10pg/mlで、なおかつ血液中の卵胞刺激ホルモンの値が40mlU/mlよりも高ければ、更年期障害だと診断されます。
まだ閉経していない場合には、血液中のエストラジオールが50pg/mlよりも低く、卵胞刺激ホルモンの値が20mlU/mlよりも高い場合には卵巣機能が低下していて閉経が近いと診断できます。女性ホルモンの測定値は、時期により変動するので数回測定して判定する。

エストラジオール(E2)の異常を示す場合

高値

肝疾患、 エストロゲン産生腫瘍、 先天性副腎皮質過形成、 多胎妊娠、 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、エストロゲン産生腫瘍、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)、先天性副腎皮質過形成、多胎妊娠、肝疾患(男性)など

低値

Sheehan症候群、 Chiari-Frommel症候群、 Simmonds症候群、 早発卵巣不全(POF)、 胎盤サルファターゼ欠損症、 胎盤機能不全、 低ゴナドトロピン症、 不振症、 閉経、 卵巣機能不全、 卵巣低形成、卵巣機能不全、卵巣低形成(無形成)、早発卵巣不全(POF)、閉経、低ゴナドトロピン症(Sheehan症候群,Simmonds症候群)、Chiari-Frommel症候群、神経性食欲など。

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