更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

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HPV検査とは :更年期障害の診断

HPV検査とは、細胞診と同様に子宮頸部の細胞を採取し、HPV(human papillomavirus)感染の有無を調べる検査です。
HPVの遺伝子型は120種類以上が特定されており、その中でも発がん性が高い十数種類のハイリスクHPVの検出が可能なグループ検査(HPV DNA キアゲンHCⅡ、アンブリコアHPV、サーブスタHPV HR)、簡易型判定が可能な検査(コバス480HPV、アキュジーンm-HPV)HPVの遺伝子型判定検査(クリニチップ)があり、HPV感染の有無と細胞診判定によって、その後に行う精査方法や推奨される再検期間が異なります。
がん組織から高い検出頻度でみられるHPV16、18型の感染予防ワクチンとして、サーバリックス、ガーダシルが販売されています。若年者においては、高い感染予防効果を示しますが、接種対象年齢は45歳以下とされており、更年期以降を対象とした感染予防効果は不明です。

HPV検査の意義

子宮頸がんの原因が高いリスク型のヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染であることが明らかとなり、さらにこの高リスク型HPVの子宮頚部への感染が検出できるHPV-DNA検査(HPV検査)が開発され、従来の細胞形態をみる子宮頸がん検診とHPV検査の2つの検査手段が確立されました。
細胞診検査は簡便で患者さんの負担や侵襲は少ないため現在広く用いられています。しかし、前がん病変(異形成:CIN)に対する感度は浸潤がんほど高くなく、70~80%にとどまります。一方、HPV検査は特異度こそ細胞診に若干劣るものの感度は非常に高く、前がん病変でも95%の検出力があるとされています。したがて両者を併用することで前がん病変も含めて見落としのない精度の高い子宮頸がん検診が可能となります。
アメリカではすでに数年前から子宮頸がん検診にこの2つの併用検診がおこなわれています。
アメリカの子宮頸がん検診は、細胞診とHPV-DNA検査の併用は30歳以上の婦人に行われ、両者がともに陰性の場合には以後3年ごとの検診でよいとされています。30歳未満の婦人ではHPV陰性率が高いため細胞診のみの従来型検診が推奨されています。さらに、10年間細胞診異常がなく、最近3回以上細胞診、HPV-DNA検査がともに陰性の65歳以上の婦人では、子宮頸がん検診を終了できるとされています。
今後、日本においてもこのような子宮がん検診がおこなわれることが望まれています。

HPV検査の検査方法

子宮頸がん細胞診と同じように子宮頸部を綿棒やブラシで擦過して、細胞を採取します。
液体細胞固定液を使った細胞の採取方法利用すれば、1回の細胞採取で細胞診とHPV検査が同時に行えます。
最新の検査法では、超ハイリスク型ともいわれるHPV16型と18型への感染が確認できます。

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