更年期障害の症状と治療とケア~更年期をもっと素敵に

スポンサードリンク

骨粗鬆症を理解するために:更年期に多い病気

骨粗鬆症は、低骨量と骨組織の微細構造の異常を特徴とし、骨の脆弱性が増大し、骨折の危険性が増大する疾患です。すなわち、骨粗鬆症は、骨量(骨量、骨密度)減少・骨質劣化によって骨が もろくなって、スカスカになった状態です。

骨粗鬆症を理解するために

骨粗鬆症を理解するために、骨の構造とはたらき、骨の形成と代謝について。

骨の構造

骨は、外側から骨膜、骨質、骨髄からなります。
骨膜は骨全体を覆う薄い膜で血管や神経が走っており、骨を保護するだけでなく骨の成長、再生を担っています。
骨質は、緻密質と海面質からなります。
緻密質は、骨層板が層になった密度の高く硬い組織で、この骨層板の中をハバース管が長軸方向に走行しており、このハバース管を横に連絡しているフォルクマン管が走っています。これらの管の中を血管や神経が走行しています。
骨の内部は髄腔という空洞になっており、中は骨髄で満たされています。骨髄は造血作用に富んだ赤色をした赤色骨髄と、造血作用を失い脂肪化した黄色い黄色骨髄があります。小児期の骨髄は赤色骨髄ですが、成人では長骨のほとんどが黄色骨髄で、椎骨などの短骨や胸骨、寛骨などの扁平骨では赤色骨髄です。

骨の形成と代謝

骨は、胎児期の初期に形成されはじめ、出生後に発達しはじめ、思春期まで成長し続けます。
成長が止まった骨は、常に新しい骨が形成され、同時に古くなった骨が破壊・吸収されることで機能が保たれています。
骨を形成する細胞を骨芽細胞、骨を破壊する破骨細胞といい、骨はこの骨芽細胞と破骨細胞により生まれ変わっています。
骨芽細胞は、コラーゲンをつくり、そこに血液中から運ばれてきたカルシウムを付着させ新しい骨を形成します。
破骨細胞は、古い骨のカルシウムやコラーゲンを酸や酵素で溶かします。溶けたカルシウムは再び血管を通り体内へと運ばれていきます。
骨芽細胞と破骨細胞による骨の再構築を骨のリモデリングといい、全身の骨はリモデリングにより年間に20~30%が新しく再構築されています。

骨量と骨密度

骨量とは、骨全体に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルの量をいいます。
骨密度とは、単位体積あたりの骨量のことをいい、骨密度は学童期から思春期にかけて高まりピークを迎えます。その後、 加齢や閉経に伴い破骨細胞による骨吸収が骨芽細胞による骨形成を上回り骨密度は低下します。

骨質

骨質とは、骨の素材としての質である「材質特性」やその素材をもとに作り上げられた「構造特性(微細構造)の状態を意味し、骨の新陳代謝機構である骨リモデリンが大きく影響します。

スポンサードリンク
スポンサードリンク