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乳がんとは・乳がん:更年期に多い病気

日本女性の悪性腫瘍の第1位は乳がんでです。
乳がんの罹患率は上昇しており、さらに乳がんの年齢調整死亡率は欧米の減少傾向とは逆に我が国では増加傾向にあります。
欧米の乳がんによる死亡率の減少の理由としては、マンモグラフィ検診の普及による乳がんの早期発見によるとされています。
日本においても40歳以上の女性に対してマンモグラフィ検診を原則として行うよう提言されていますが、日本の乳がん検診の受診率は24.3%と非常に低いという現状です。
ちなみに欧米のマンモグラフィ検診率は72.5%でした。

乳がんとは

乳がんとは、乳管や小葉上皮から発生する悪性腫瘍で乳管起源のものを乳管がん、小葉上皮起源のものを小葉がんといいます。

乳がんのリスク因子

乳がんの一般的なリスク因子としては、ホルモンに関連するものと遺伝的素因に関連するものが考えられます。
乳がんの発生にはエストロゲンが重要なはたらきをしており、とくに危険因子として内因性エストロゲンレベルに影響を与える要因が多く、例えば、初経年齢が早い、初産年齢が遅い、出産歴がない、授乳経験がないなどはエストロゲンにさらされている期間が長いことがリスクとして明らかになっています。
遺伝的要因では、第一等親の乳がん家族歴は確立したリスク要因で、原因遺伝子としてBRCA1、BRCA2の異常が知られています。

乳がんに関する統計

乳がんは、がんのなかでも、日本女性のがん罹患率において1999年以来、常に第1位です。
2011年の女性乳がんの罹患数(全国推計値)は、約72,500例(上皮内がんを除く)で、女性のがん罹患全体の約20%を占めます。
乳がんの罹患率は増加の一途をたどっています。生涯のうちに乳がんになる女性の割合は、50年前は50人に1人だったものが、2011年には、約12人に1人といわれています。
年齢別にみた女性の乳癌罹患率は30歳代から増加をはじめ、40歳代後半でピークをとなり、その後はほぼ一定に推移し、60代後半から次第に減少します。

2013年の国の人口動態統計によれば、女性のがんによる死亡率は、乳がんが20.4%であり、胃がんは25.8%、大腸がんは33.9%、膵がんは22.9%です。
2013年の乳がん死亡数は女性約13,000人で、女性ではがん死亡全体の約9%を占めています。
さらに、2015年のがん統計予測によると、乳がん罹患数は89,400人、死亡数は13,800人で、罹患率・死亡率ともに増え続けています。
また、全国がん罹患数・死亡数・有病数将来推計値(2010~2029年)によると、有病数は2010-14年251,300人、2015-19年269,400人、2020-24年275,400人、2025-29年269,700人であり、2024年まで乳がん有病者数は増加するという報告もあります。

「独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター」の統計によると、
2012年に新たに診断されたがん(罹患全国推計値)は865,238例(男性503,970例、女性361,268例)2012年の女性の罹患数(全国推計値)が多い部位は、1位.乳房、2位.大腸、3位.胃、4位.肺、5位.子宮の順でした。(大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸7位)
2014年にがんで死亡した人は368,103例(男性218,397例、女性149,706例)
2014年の女性の死亡数が多い部位は順に、1位.大腸、2位.肺、3位.胃、4位.すい臓、5位.乳房の順でした。(大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸2位、直腸9位)
「年齢階級別罹患率」調査データ(2010年)を見ると、女性の乳がんは30歳代前半急速に増加し始め、40歳代中盤から50歳代前半でピークとなり、その後緩やかに減少します。

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